現在、MARSはWindows版(配布物は32ビット版ですが、 64ビットのWindowsでも動きます)とMS-DOS版 (16/32ビットの日本語版Windowsでも動きます)しかありません。
Macintoshや各種UNIX系OSでは、 VMware Player(注)やQEMUなどの仮想化ソフト、あるいはx86_64マシンなら複数OS同時稼働機能 (Macintoshのパラレルデスクトップが有名ですね)でWindowsを稼働し、 その上で実行することをお勧めします。Windowsシミュレータ「Wine」という手もあるでしょう。
(注)いつの間にかVMware Player はシェアウェアになっていたのですが、 個人利用のために無料版も残っています。「FAQ」のページからリンクをたどってください。
MacintoshやLinuxのネイティブでも動いてほしい、 という要望はたまにうかがうのですが、 特にGUI関係についてはOSによるプログラミング作法の違いが大きく、 少人数の開発チームでは手が回りません。
そもそも、発表当時に学生生活を謳歌していた開発スタッフは、 今はみな社会人です。余裕がないことをお察しください。
ただし、遠い将来の話として、オープンソース化を考えています。 Windows版の開発に使っているコンパイラ「Free Pascal」と、 そのためのライブラリ「Lazarus」はMacintosh用やLinux用もありますので、 その際にはあまり時間を置かずに移植されるものと思います。
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